はがれ
 塗装が剥がれると、剥離部分から水が浸入することでその範囲が広がり、壁の保護機能が低下します。 |
チョーキング（白亜化）
 雨水や紫外線の影響で塗膜が紛化（艶が消失）し保護機能の著しい低下がみられます。 |
エフロ（白華）
天然石材やセメントの表面、目地などに塊状、粉状に白や茶色などの石状物質が付着する現象、美観をお大きく損ねます。 |
ふくれ
コンクリート躯体の上に塗られている保護塗装が浮きが進行すると剥がれ落ちる危険性があります。 |
かび・こけ・よごれ
美観を大きく損なってしまうだけでなく、人体にも影響を及ぼします。 |
われ
塗膜のひび割れからコンクリートの中に雨水が浸透し、内部の鉄筋を腐食させるなどの要因になります。 |
さび
雨当りの部位は錆びやすく、3〜5年が改装・改修の目安です。 |
鉄筋露出
コンクリートの中の鉄筋の腐食は下地の欠損などの危険を誘発します。 |
うき・かけ
うき・かけは、壁の耐久性に大きな影響と落下による危険性が増大します。
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建物は通常10年以上経過すると、直射日光や風・雪・雨など、さまざまな外的条件により老朽化します。躯体に亀裂が生じたり、下地モルタルが浮いたり、著しい場合にはコンクリートから鉄筋が露出し、「さび」の発生によって建物の寿命を縮めることさえあります。そうなると見苦しいだけではなく、貴重な資産の価値を下げることにもなりかねません。